秋川の山女魚としろやま桜

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「同じ水で出来た作物同士合わないわけがない。」

とerba da nakahigashiのソムリエ主浜は言います。

 

毎年3月1日に解禁される秋川の天然山女。

過酷な生存競争に勝った個体だけが、清らかな潺に身を委ねられることで有名な清流の貴婦人の名を欲しいままにするこの淡水魚は、淡白な味わいの中に素晴らしいうま味を秘めている。

同じく3月に入ると採れ出すあきる野原産のアブラナ「のらぼう菜」。一切エグ味がなく舌の上を転がる軽やかな甘みが、炭で焼いたまだ少し小ぶりな山女魚ととても相性がよい。

天然山女の身にのらぼう菜や金柑を挟み、サンドウィッチのような仕立てにしたここにしかない前菜。

 

野崎酒造は古くからあきる野に住む方々から愛され続ける酒を造り続ける。もちろん地元の米や、湧き水から造られる日本酒の数々はあきる野の野菜をふんだんに取り入れたnakahigashiの料理によく合う。

そんな味を凌駕した思いとお酒のペアリングを楽しんで貰いたい。

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